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昭和の哀愁漂う飲み屋街のイメージはもはや過去のもの。近年では、カジュアルな価格帯、個性的なメニュー、SNS映えする雰囲気など、個性あふれる「横丁」が次々とオープンして、20代の若者からも人気を集めるトレンドスポットに変貌しています。そこで今回は、2019年以降に都内にオープンした横丁の中から、友人同士や女子会でハシゴ酒を楽しむのにぴったりの旬なスポットをTabistが厳選してご紹介します。
日本初の韓国グルメ横丁「新大久保韓国横丁」
2021年12月、新大久保のメインストリートとなる大久保通りにオープンした「新大久保韓国横丁」。本場韓国の夜市を思わせる活気ある空間に、10店舗の韓国料理専門店が軒を連ねます。
生のワタリガニをコチュジャンベースのタレに漬け込む「ヤンニャムケジャン」、スライスした豚肉をタレや副菜につけて食べる「ポッサム」（写真）など、インパクトのある見た目のメニューが揃い、SNS映え抜群。韓国らしいカラフルでポップな内装、レトロでかわいいポスターや看板があちこちにあり、旅行気分も味わえます。
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若者の街に誕生した新人気スポット「渋谷横丁」
2020（令和2）年8月に宮下公園の跡地にオープンした「渋谷横丁」は、昔懐かしい商店街を思わせるつくり。明治通りに面した全長100mのエリアに、北海道から九州・沖縄まで、日本全国の郷土料理やB級グルメを提供する19店舗が集結しています。注目メニューは、各店舗が器に趣向を凝らした乾杯ドリンク。横綱盃や消火バケツ、風呂桶など、インパクト大な器で提供されます。複数店舗をハシゴしたくなる、楽しい仕掛け満載の横丁です。
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出会いの名所として人気を集める「恵比寿横丁」
築40年のシャッター街再生プロジェクトとして2008年に誕生した「恵比寿横丁」。軒を連ねるのは、レトロな居酒屋20店舗。各店舗は3～5坪という小ぢんまりとしたつくりで、どこか昔懐かしい昭和な雰囲気を感じさせてくれます。
横丁内では他店舗からの出前も可能なので、席を移動せずに〝ハシゴ〟したいという要望が叶います。ちなみに、この横丁は銀座コリドー街と並ぶ〝出会いの名所〟だそう。出会いのチャンスを求める人は、ぜひ。
東京の名だたる名店が勢揃いする「虎ノ門横丁」
2020年6月にオープンした「虎ノ門横丁」は、ミシュラン星付きや、予約困難といわれる人気店など、東京の26店が集結した〝名店横丁〟。ふだんは手が届かない憧れの高級店も、カジュアルかつリーズナブルに味わえます。各店舗の料理を持ち出して堪能できる「寄合席」や、好きなお酒を購入してその場で飲める「角打ち」など、自由度を高める仕掛けも多数。来場者の約6割が女性なので、女性ひとり客や女子会での利用もおすすめです。
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今年1月の増床でさらにパワーアップした「ほぼ新宿のれん街」
「ほぼ新宿のれん街」は、都心のど真ん中に残されていた古民家8棟を、2017年にまるごとリノベーションして誕生させた〝居酒屋横丁〟が始まりです。
2022年1月には、倉庫をまるごと1棟利用した増床区画「倉庫別館」もオープン。昔懐かしい古民家群と隣接する趣のある倉庫、後ろにそびえたつドコモタワーが織りなす風景は、思わず写真を撮りたくなるほどフォトジェニック。新宿南口から徒歩5分、代々木駅東口からほぼ0分というアクセスのよさも魅力です。
東京駅八重洲口にリニューアルオープンした「黒塀横丁」
JR東京駅八重洲北口の飲食店街「グラングルメ」の地下1階に広がる「黒塀横丁」。2022年4月のリニューアルでモノトーンを基調とした特別感のあるフロアに進化しました。店舗も入れ替わり、毎日通いたくなるライトな店から本物志向の専門店まで、さまざまなニーズに応える7店舗が集結。昆布のソースをかけた真鯛のカルパッチョ（写真）を味わえる有名ビールメーカー直営のビヤバーや、創業90年を超える老舗の卸問屋が直営するうなぎ専門店など、食にこだわる人も大満足のラインナップに。
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下町らしい雑多さと賑やかさが楽しい「亀戸横丁」
亀戸駅から徒歩3分の場所にある「亀戸横丁」は、居酒屋や郷土料理をはじめ、メキシコ、フィリピン、ネパールなど、国際色豊かな15店舗がひしめき合う、昭和感たっぷりの横丁です。下町らしい雑多でにぎやかな雰囲気に加え、壁の仕切りがない開放的な構造を採用していて、気軽にハシゴ酒ができます。昭和を懐かしむ中高年はもちろん、ノスタルジーを味わいたい若者も多く、さまざまな年齢、国籍の人々が入り混じって楽しむ空間になっています。
都内のホテルをチェック！
Tabistには都内に15軒のホテルがラインナップ。紹介したスポットへのアクセスはもちろん、予算やお好みに応じた宿がきっと見つかります。
今回は、女性だけでも利用しやすい雰囲気の横丁をピックアップしてみました。気取らずカジュアルに、その場にいる人と一体になって過ごせるのが「横丁」の魅力。慣れてきたら、もっとディープな「新宿ゴールデン街」や、「渋谷のんべえ横丁」にも足を運びたくなるかもしれません。これらの横丁にも最近は若者の姿が増えているので、勇気を出してチャレンジしてみましょう。新しい自分を発見できるかもしれません！？
