
世界各国の料理が食べられるグルメタウン東京。東南アジアの料理も、高級レストランから屋台風、おしゃれなカフェまで揃っています。東南アジアの料理というと、代表的なのはタイ料理とベトナム料理でしょう。この2カ国は店舗数が多く、特定の料理や地域の専門店もあるほどの充実ぶり。でも、今回はあえてタイとベトナムを外して、マレーシア、スリランカ、フィリピン、ミャンマーという4カ国のレストランを選んでみました。どの店も、その国らしさが感じられる本当においしい店。おすすめです!
マレー・アジアン・クイジーン渋谷店
渋谷と表参道の間、青山通り沿いに立つビルの2階にあるマレーシア料理レストラン。店内はソファ席を備えたシックな空間。マレーシア人らしきグループやファミリーで賑わっており期待が高まります。
多民族国家のマレーシアは、料理もバラエティ豊かなのが特徴。特にマレー、中国、インドの影響を強く受けており、それぞれにルーツをもつ料理のほか、マレー×中国の調理法をミックスした料理も揃っています。

ランチは6種類が用意され、すべて1100円です。まずはマレーシアはもちろんインドネシアでも定番の焼飯ナシゴレンをオーダー。こちらはイカンピリスという煮干しが入ったカンポンスタイル(田舎風)です。パラっと炒めたご飯は甘辛いサンバルソースで味付けされており、コクのある辛さが後を引きます。
マレーシアには辛みを効かせた料理が多いのですが、実は激辛というのは少なく、しっかりと旨味のある辛さになっているのが特徴ですね。

マレーシアを代表する麺料理、ラクサもぜひ食べていただきたい一品。シンガポールでもポピュラーなランチの定番料理です。ターメリックやトウガラシ、レモングラスなどスパイスやハーブを使ったスープは、ココナッツミルクを合わせることでマイルドに。エビ風味の濃厚なスープがモチモチの麺に絡みます。
ラクサは具材によって味わいが異なり、地域によっても種類がさまざま。こちらでは、ニョニャスタイルという、マラッカ発祥のラクサが食べられます。

お腹に余裕があるなら、サイドメニューのサテー(4本840円)もおすすめ。シンガポールやインドネシアでも人気の焼鳥のことで、甘味のあるピーナッツソースをつけていただきます。
ディナータイムはサテーをはじめ、香辛料を効かせた一品料理が揃っています。いろいろな料理を味わいたい方にはコースもおすすめですよ。

レストランデータ
住所:渋谷区渋谷2丁目9-9 青山ビル2F
時間:11:00〜14:30(L.O.)、17:00〜22:30(L.O.21:30)
休み:水曜
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アリラヤ・ランカ(スリランカ料理)
五反田駅から徒歩4~5分のアリラヤ・ランカは、2020年3月オープンの比較的新しい店。木目調のカウンターや家具で統一された店内は、おしゃれなカフェのような明るい雰囲気です。オープン当初より本格的なスリランカ料理が食べられると話題で、日本在住のスリランカ人も足しげく通っていることからも実力のほどが伺い知れます。

スリランカ料理といっても馴染みが薄いかもしれませんが、お隣のインド料理との共通点が多くスパイスやハーブを駆使したカレーがメイン。特に優しい味わいが特徴の南インドの料理に近く、ナンではなくライスと一緒にいただきます。
スリランカといえば5000年の歴史を誇る伝統医療、アーユルヴェーダが知られています。アリラヤ・ランカではランチタイムに週替わりのアーユルヴェーダティーを出してくれるのが嬉しい。ハーブの香りにほっこり癒されます。

ランチのメニューは5種類。カレーと野菜がセットになったランチプレートが人気で、野菜のおかず3種(1000円)と5種(1300円)が用意されています。
こちらは野菜のおかず5種類のAランチ。いろいろな料理が1プレートに盛られ見た目も華やか! カレーはチキン、ポーク、フィッシュ、ベジタブルから選べます。魚のカレーは南インドやスリランカ、モルディブなどの名物ですね。カレーも野菜も丁寧に作られているのがわかる優しい味。香り高いバスマティライスが素材の風味を引き立てます。

ランプライス(1500円)もこのレストランの名物です。ランプライスとはスリランカ伝統のお弁当のこと。数種類のおかずとライスをバナナの葉で包んで蒸し焼きにしており、現地ではすべてを混ぜて手で食べます。さまざまなスパイスがバナナの葉の中でなじみ、なんとも深みのある味わいに。ココナッツの風味が東南アジア感を演出しています。

ランプライスのメインの具材はチキンとベジタブルから選べます。写真は大きな骨付きの鶏肉がのったチキンカレー。ほかにジャガイモスパイス炒め、ジャックフルーツ、ココナッツサンボウル、ナスモージュが添えられています。といっても味は想像できないですよね…。これは実際に食べてみないとわからない味。ぜひエキゾチックなお弁当をご賞味ください。

レストランデータ
住所:品川区西五反田2-12-15
時間:11:30~15:00、15:00~22:00(L.O.21:00)
休み:なし
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ニュー・ナナイズ(フィリピン料理)
六本木駅から5分ほど歩いたところにあるニュー・ナナイズは、2004年にオープンしたフィリピン大使館御用達の名店。フィリピンの伝統料理を揃え、調味料からこだわる本格的なフィリピン料理が味わえます。
20席ちょっとの小ぢんまりとした店内は、フィリピン人スタッフたちとの距離が近いアットホームな雰囲気。陽気なスタッフたちとの会話が楽しめます。

ランチはビュッフェスタイルで、メイン4品のほか、ライスや焼飯、デザートなどが食べ放題。コーヒーがついて1600円です。
フィリピン料理はかつての宗主国スペインをはじめ、中国や周辺の東南アジア諸国の料理に影響を受けた多彩な調理法が特徴。酸味と甘味が強めで、白米に合うどっしりとした味付けです。

この日のメニューは野菜をバゴーンと呼ばれる魚の発酵調味料で甘辛く煮込んだピナクベットや、鶏肉と野菜をトマトソースで煮たポチェーロ、フィリピン風ビーフン炒めのパンシット・ギサドなど。タマリンドの酸味が爽やかな国民食、シニガンスープもおいしい!どの料理も現地で食べるよりあっさりとした味付けで、日本人の口に合わせている印象です。

カウンターにはフィリピンのデザートが並んでおり、これはテイクアウト用。モチ米やココナッツミルクを使った伝統のおやつ、甘いチーズケーキ、ゼリーなど多彩なラインナップ。出勤途中らしきフィリピン人女性が次々に買っていきます。

席数が少ないので、グループが入ると店内はすぐにいっぱいになってしまいます。なるべく早めに訪れることをおすすめします。
レストランデータ
住所:港区六本木5-16-5 インペリアル六本木1号館S-102
時間:10:00~14:00、14:00~22:30(L.O.21:30)、土曜は18:00~、日曜・祝日は12:00~20:00(L.O.19:00)
休み:第2土曜
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ミンガラバー駅前店
学生に人気のリーズナブルな居酒屋が軒を連ねる高田馬場は、ミャンマー料理店が集まるエリアとしても有名。周辺には多くのミャンマー人が暮らし、リトルヤンゴンとも呼ばれています。
そんなミャンマー料理激戦区に2軒のレストランをもつのがミンガラバー。ミャンマー人ファミリーが切り盛りする老舗は、在日ミャンマー人が太鼓判を押す本格的なミャンマー料理専門店です。

ミャンマー料理は、インド料理や中国料理の影響を強く受け、スパイスを使ったカレーや炒め物、煮物などが豊富。油っこいコクのある料理が多く、塩分が強めの味付けが特徴です。
ミンガラバーのランチもカレーや煮込み料理が充実しており、特にスパイシー煮込みは、鶏肉、牛肉、豚肉などが揃っています。写真はマトンのスパイシー煮込み(900円)。スパイスが香る炊き込みご飯に、羊肉がドーンとのっています。ピリピリとした刺激的なソースが食欲をそそります。

麺料理の種類も豊富で、ランチメニューにはココナッツミルク風味のラーメン、オンノカウシェやピリ辛の汁なし麺、ナンジートウなどが日替わり、週替わりで登場します。
グランドメニューからのオーダーも可能で、こちらはナマズから出汁をとったモヒンガー(1000円)。米粉の細麺がトロッとしたスープをたっぷりと吸い上げます。現地では朝食としてよく食べられ、屋台でも定番のお手軽ヌードルです。

もう1品、グランドメニューから紹介したいのがラペットウ(770円)。発酵させた茶葉に揚げ豆、干しエビ、ゴマなどを合えたユニークなサラダです。発酵食品を食べるミャンマーならではの一品といえるでしょう。
香りのよい茶葉と、旨味たっぷりのナンプラーの相性は抜群。どちらかというとお酒のつまみになりそうな味ですが、茶葉や揚げ豆はお茶うけとしても出される国民食です。

レストランデータ
住所:新宿区高田馬場2-18-6 柳屋ビルB1F
時間:11:30~14:30、17:30~23:30(L.O.23:00)
休み:なし
リーズナブルな宿を拠点に食べ歩き
東京の東南アジア料理レストランの中からおすすめの4軒を紹介しましたがいかがでしたか?どの店も常連客に愛される、おいしいと評判のレストランです。もちろん、東京にはほかにも東南アジア料理が食べられる店はたくさんあるので、東京の宿を起点に食べ歩きをしてみるのもいいのでは?
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