目次

悠久の時を経て生まれた地球の神秘のアート「鍾乳洞」。棚田のように石が重なるリムストーンや、地面からたけのこ状に伸びる石筍、つららのように垂れ下がる鍾乳石など、鍾乳洞でしか見られない奇妙で美しい構造物も多く見られます。今回は神秘的で写真映えする西日本の鍾乳洞をご紹介します。
「舟隠し」の伝説が残る:三段壁洞窟(和歌山県白浜町)
紀伊半島の南西部の白浜町の海岸線にある、高さ約50mもの断崖絶壁「三段壁(さんだんべき)」。実はその地下には鍾乳洞が広がっています。地上の入り口から、エレベーターで地底36mの世界へ。そこに待っているのは、波などにより削られてできた「海食洞」と呼ばれる洞窟です。平安時代末期、源平合戦で源氏に加勢した熊野水軍が舟隠し場として使っていた……という伝説が残っており、その歴史の奥深さを感じられます。

【関連記事】
和歌山のインスタ映え7選。和歌山県最南端の街・串本町で絶景旅とおすすめホテル
気分は戦国武将!? 温泉付きのお城に宿泊
白浜を訪れた後は、一泊するなら「Tabist 湯浅温泉 湯浅城」へ。代々湯浅氏が居城とした山城・湯浅城を模しており、お城に泊まれる珍しいホテルです。歴史上の湯浅城跡である湯浅城公園の向かいに建っており、町を見晴らす景色も抜群。翌日は古き町並みを散策するも良し、海が近いので、海水浴や磯遊びを楽しむのも良いでしょう。

歌人・与謝野晶子が名付け親:満奇洞(岡山県新見市)
三段壁洞窟は海沿いですが、岡山県の北西端部に位置する新見市の山中にあるのが満奇洞(まきどう)です。もともとは「槇の穴」と呼ばれていたそうですが、1929(昭和4)年に歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻がここを訪れ、「奇に満ちた洞」と詠んだことからこの名前が付けられました。全長は450mで、畔のようにリムストーンが広がる「千枚田」、最奥の洞窟湖にかかる「竜宮橋」など、まるで異世界へ迷い込んだような、神秘的な名所が目白押しです。

迷路のような鍾乳洞を探検できる:龍河洞(高知県香美市)
岩手県の龍泉洞、山口県の秋芳洞とともに、日本三大鍾乳洞のひとつに数えられるのが高知県東部の香美市にある龍河洞(りゅうがどう)。

総延長はなんと4000mもあり、そのうち約1000mが「観光コース」として整備されています。入口からゴツゴツした岩場がお出迎え。鍾乳洞内部にある、高さ10mの「記念の滝」は必見です。前日までに予約すれば、さらに長い時間をかけて、普通では見られない奥深くまで探索し、冒険家気分を味わえる「冒険コース」に挑むことも可能です。

高知市内の主要観光地にもアクセス抜群
「Tabist おおりや 高知」は、高知観光の拠点となる高知市街にある割烹旅館。はりまや橋やひろめ市場など、市内の有名観光スポットへのアクセスが抜群です。JR土讃線で土佐山田駅まで行けば、そこから龍河洞までは、とさでん交通のバスで20分ほどです。

草履に履き替えて清流で足を清める:千仏鍾乳洞(福岡県北九州市)
北九州市の南部に広がる日本三大カルストの一つ「平尾台」。その地下にあるのが乳白色で半透明の地下水と、独特の景観が目を引く「千仏鍾乳洞」です。全長数1000mにも達するといわれ、1935(昭和10)年に国の天然記念物に指定されています。注目すべきは、「奥の細道」と呼ばれる入口から約480m以降の区間。その手前までは靴のまま入洞できますが、ここからは無料の貸草履に履き替え、なんと地下水が流れる中へ──。足元に流れる水を感じ、ひんやりとして心まで清められるような感覚に包まれながら、絶景の中に身を置けるのです。

宿泊は九州の玄関口の大都市で
福岡県第二の都市・北九州市の拠点となる、JR小倉駅至近にある「Tabist ホテルテトラ 北九州」。繁華街からも近く、飲食の選択肢にも事欠きません。便利な立地に、リーズナブルな価格で宿泊できます。

全国3位の長さと悠久の時が生んだ奇景:球泉洞(熊本県球磨村)
全長は4800mと、九州最大級、全国でも3番目の長さを誇るのが熊本県南部のにある「球泉洞(きゅうせんどう)」。何億年もの時間をかけてできた石筍や石柱は今も成長し続けていて、悠久の時を感じられます。2020(令和2)年の熊本豪雨で被災し、土砂流入などにより閉鎖していましたが、2022(令和4)年4月にリニューアルして営業を再開しました。

水俣の駅チカ好立地ホテル
球泉洞と同じ熊本県南部エリアには、「Tabist Hotel サンライト」があります。肥薩おれんじ鉄道の水俣駅から徒歩4分という好立地。海水浴場や釣りスポットのほか、バラ園や竹林で知られる公園「エコパーク水俣」にも近く、自然や植物に触れて過ごすことができます。

太古の歴史が息づく:ガンガラーの谷(沖縄県南城市)
最後はちょっと珍しいタイプを。沖縄本島南部の南城市にある鍾乳洞の「跡地」が、美しく変貌を遂げているのがこちら。数十万年前に鍾乳洞があった場所が崩落し、そこに広大な亜熱帯の森が広がっているガンガラーの谷。旧石器時代の遺跡があり、現在でも発掘調査が進められています。観光地として公開されたのは2008(平成20)年。完全予約制のツアーが開催されています。

ツアーの出発地点では、ガイドツアー参加者向けに、鍾乳洞の空間をそのまま利用した、「CAVE CAFE」も営業しています。

世界遺産の首里城や識名園はすぐそこ
ホテル「Mr.KINJO in こども病院前」のある南風原町は、那覇市の東に隣接し、首里城や識名園など、世界文化遺産にも登録されている名所へも車で10分圏内。那覇市の観光拠点にも適したホテルです。那覇ICからも近いので、高速道路を使って、車で本島の中北部へ足を伸ばすのもよいでしょう。









