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①四季折々いくつもの美しい表情を持つ、「丸山千枚田」
1,340枚もの規模を誇る日本最大級の棚田「丸山千枚田」(まるやませんまいだ)は、日本の棚田百選にも選ばれているスポット。歴史も古く、約400年前には2240枚の田畑があったという記録があるほどです。

見どころは何といっても、四季折々の美しい光景です。春は田に水が張られ、水田に美しく反射する光の光景、夏は青々とした爽やかな光景、秋は黄金色の稲穂が創り出す幻想的な景色、そして冬は雪化粧された棚田を楽しめます。また楽しめるのは日中だけでなく、満月の夜は月が水面に反射され、思わず息をのむほど。一日を通して、四季を通して様々な美しい表情を楽しめるので、何度来ても見ごたえ抜群のスポットでおススメとのことでした。
【所在地】 三重県熊野市紀和町丸山
②気軽に行きやすい絶景・絶叫スポット「鬼ヶ城」
日本百景の1つで、国の名勝及び天然記念物に指定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産の一部にも登録されている「鬼ヶ城」(おにがじょう)。交通アクセスが良く、熊野観光では外せないスポットです。壮大な断崖絶壁や海を目の前に、自然の壮大さを感じることができます。見どころは、巨大な岩の天「千畳敷」(せんじょうじき)。半洞窟のようになっており、幻想的な月夜や星空の光景を写真に収めに来られる方も多いとか。

またこちらは食事スポットとしてもおススメです。近くの水産物直販売所には、美味しいマグロ丼が500円で食べられます。他にも贅沢にイクラが乗った海鮮丼もお手頃価格でいただけるので、休日は多いと200杯も出るほど密かに人気なお食事処です。是非ランチで行ってみて下さいね。
【所在地】三重県
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③天空の城、赤木城跡(あかぎじょう)
城跡ファンの方なら是非訪れて欲しい、築城の名人として知られる藤堂高虎が築いた「赤木城跡」(あかぎじょう)。自然の石をそのまま積み上げる「野面乱層積み」という当時の最先端技術を用いられた石垣が、築城当時のままの姿で残っており、山城の中でもここまで残っているのは非常に珍しいとのことです。

春の夜はライトアップで美しいお城の姿を見ることができます。春はソメイヨシノが立派に咲き誇り、冬場になると雲海が発生し、天空の城の姿に出会えます。雲海は山岳部に発生しやすく、気象条件と地理的条件とが絶妙に重なったときに出会える、奇跡的な現象。是非チャレンジしてみてください。
【所在地】三重県熊野市紀和町赤木字城山
④古代からの神々の神秘を感じる場所、花の窟
「花の窟」(はなのいわや)は日本最古の歴史書といわれる日本書紀に、日本最古の神社と伝えられている神社で、世界遺産にも登録されています。神々の母・イザナミノミコトが祀られている由緒ある神秘的な場所です。古来から社殿がなく、熊野灘に面した巨大な磐座(いわくら)が御神体となっています。熊野はこのような岩に対する信仰=磐座/岩倉信仰など、自然信仰が古来から盛んでした。また昔はなかなか容易に行ける場所ではなかったので、「秘境」として崇められていました。是非そんな神秘的な雰囲気を、現地で感じてみて下さい。ちなみに近くには「お綱茶屋」という道の駅があり、古代米のうどんやお団子をいただけます。
【所在地】三重県熊野市有馬町
⑤異次元の大迫力、熊野大花火大会
全国から20万人が訪れる全国有数の花火大会、「熊野大花火大会」。見どころは、約1万発の打ち上げ数と、「三尺玉海上自爆」や「鬼ヶ城大仕掛け」など大迫力な花火です。3尺玉は基本打ち上げ花火として楽しまれることが多いのですが、熊野の場合は、海に浮かべて爆発させるので迫力が全く違うとのこと。また鬼ヶ城周辺で仕掛ける打ち上げる「鬼ヶ城大仕掛け」は、岩に囲まれていることもあり、音の反響も大きく、ダイナミックな花火をリアルに体感することができます。残念ながら去年と今年はコロナで中止となってしまいましたが、再開されたら是非行ってみて下さいね。
<番外編>熊野の穴場秘境スポット、「ツエノ峰」
VRにはないのですが、熊野市中の人のイチオシスポットもご紹介。「ツエノ峰」は晩秋から冬にかけて雲海が見える、熊野市紀和町にあるスポットです。現地まで道が険しく、四駆自動車で行くことをおススメ。行きづらい場所で、奇跡な条件が揃わないと見れない雲海は、まさに秘境。ここの場所について毎年熊野市に問い合わせがあるとのことで、密かな秘境スポットとして人気だそうです。
【所在地】三重県熊野市紀和町










