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かつてはガラガラすぎて廃館の危機に陥っていたのが、まさかの一発逆転。Twitterのフォロワー数23万人越え、「月曜から夜更かし」などTV番組にも取りあげられるなど、日本一(たぶん)注目される水族館に。その人気の秘密はいったいどこに? さっそく、桂浜水族館の実態に迫ってみましょう!
キャラが濃すぎのマスコットキャラ おとどちゃん
まずは人気のきっかけとなった、SNSを覗いてみましょう。
コメント、写真ともにかなりインパクトのあるポストです。写真に写っているピンク色の肌に大きな口のキャラクターが、トドの「おとどちゃん」。自称「Fカップが武器のイケメン大好き魚肉食系ハイテンションガール」なんだそうです。

おとどちゃんは、水族館内にもたくさん隠れています。ポップに紛れ込んでいたり、手洗い場の蛇口の口になっていたり。現地に足を運んで探してみましょう!経営危機を救うためには、おとどちゃんモチーフのグッズを購入するのも忘れずに。写真はおとどちゃんフィギア。水着姿がとってもセクシーでキュートです。

見るだけではもったいない。せっかくの海の幸を──
桂浜水族館は、マスコットキャラだけでなく、展示方法もとてもユニーク。こちらは2022年1月の展示風景なのですが……。

フグの水槽に入っているのは、土鍋と日本酒の瓶。まさかと思って水槽の脇を見ると、てっちりなど、おいしい調理方法のポップ。どう考えても「食べる気満々」な展示は、大きな話題となりました。フグの表情も心なしか、「た、食べられちゃうの?」と言っているみたい!?

こちらは期間限定でしたが、常設でもおいしい食べ方解説を行っています。下の写真はウツボの展示。「ウツボを食す」の文字と共に、おいしくいただける地元の飲食店まで。見学後にさっそく、足を運んでしまいそうです。

食欲旺盛な生き物へのエサやりは緊張の一瞬!
桂浜水族館は、生き物との距離がとても近い水族館。ウミガメがトングを持っていきそうな勢いで噛みついてくるウミガメのエサやりコーナー「タートルズスリラー」の水槽には、黄色い「キケン注意」という黄色いテープが。ウミガメってのんびりしていそうですが、実は噛んで引っ張る力がとても強いことを、身をもって知ることができます。

ほかにも、アシカ、トド、ウミガメ、カピバラ、リクガメや海水魚など、いろんな生き物に自由にエサやりすることができます(1回100円)。
トドやアシカなど、鰭脚類の生き物たちへのエサやりは、国内の水族館ではレア。生き物たちとの距離がとても近いので、息遣いや匂いまで体感できます。

2022年は、かわいい赤ちゃんだらけのパラダイス!
桂浜水族館の魅力はまだまだあります。2022年夏、赤ちゃんたちが続々と産まれています。 6月には、フンボルトペンギンの赤ちゃんが誕生。巣の中で暮らしているため、普段はなかなか姿を見ることができませんが、ひょっこり巣から出てきてみんなにご挨拶することも!

7月には2匹のコツメカワウソが産まれ、両親の愛情をたっぷり受けてすくすくと成長中。9月には見られるようになりそうです。

実はカワウソ夫婦「王子(おうじ)」と「桜(おう)」の間には、今回生まれた2匹を含め、3年連続で赤ちゃんが誕生。桂浜水族館のカワウソファミリーは合計8匹の大家族。顔や性格の違いを観察して、推しカワウソを見つけてみましょう。
泊まるなら、土佐の味が自慢のホテルへ
桂浜水族館を楽しんだあとは、「Tabist おおりや 高知」に宿泊を。JR高知駅から徒歩約10分、水族館にはバス一本で行けるアクセス良好なホテルです。お料理も自慢で、南国土佐の味をのんびり堪能してはいかがでしょう。

こちらでは 今 ウツボを食せるプランもご用意しています!

有名な坂本龍馬像が立つ桂浜や高知県立坂本龍馬記念館などをめぐったら、水族館にもぜひ。龍馬に負けず劣らずの「革命児」おとどちゃんと、元気でかわいい生き物たちがお待ちしています。








