• TOP
  • エリア
  • 沖縄県
  • 神宿る久高島と斎場御嶽を訪れる、沖縄本島南部のパワースポットめぐり

神宿る久高島と斎場御嶽を訪れる、沖縄本島南部のパワースポットめぐり

2022.08.15

2023.04.03

沖縄の島々は、異界であるニライカナイからきた神のアマミキヨが作ったとされています。中でも重要なのが沖縄本島の南東に浮かぶ久高島と本島南部にある斎場御嶽。この2つの聖地をめぐる旅をTabistが提案します。

沖縄には神話や伝説が多く残り、最近はパワースポットをめぐる旅が人気を集めています。沖縄本島にもパワースポットと呼ばれる場所がいくつもありますが、なかでも琉球王国時代からの重要な聖地が集まるのが南部。まずは琉球王朝の国王が礼拝に訪れたという久高島に渡り美しい島を散策、その後、周辺の聖域にも足を延ばす1日プランを紹介します!

島全体が聖域になった特別な場所、久高島

沖縄本島の南東部、知念岬の沖約5kmに浮かぶ久高島。那覇空港から車で約50分の安座真港から高速船に乗って約15分、フェリーなら約25分で久高島の徳仁港に到着します。

久高島行きの1便は9時に出港するので、それに合わせて港へ!
船は1日4~6便が運航されますが、時期によって時間が変更になることもあるのでご注意を。

久高島は周囲8kmほどの小さな島ですが、沖縄ではとても重要な存在。なぜなら琉球を創ったアマミキヨが、神々が住む理想郷ニライカナイから降臨し、国造りを始めたのが久高島と伝わっているから。

島内には琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)にまつわる聖地や、神が祀られた御嶽(ウタキ)がいくつもあり、島の人々に大切に守られています。

小さな島ではありますが、島内散策にはレンタサイクルが便利。久高島の港から坂を上るとすぐに数軒のレンタサイクル店があり、ほとんどの観光客がここで自転車を借りています。平坦な島なので普通の自転車でも問題なさそう。

自転車を借りたら集落にある聖域を訪れてみましょう。島の人たちが暮らす場所なのでスピードを出さず安全運転で向かいます。

広場に立つのは旧正月など主要な年中祭祀が行われる外間殿(ソトマドゥン)。国造りの神や太陽の神、月の神、竜宮神など七つの神が祀られています。久高島では今でも昔ながらの祭祀が行われており、これも神の島といわれる所以です。

外間殿から自転車で2~3分走ると、さらに大きな広場があり三つの建物が並んでいます。ここは御殿庭(ウドゥンミャー)と呼ばれ、外間殿と並ぶ重要な祭祀場だった聖域です。向かって右から、島の始祖のひとりシラタルを祀る宮、神を歓迎する神アシャギを祀る宮、そしてイラブー(エラブウミヘビ)の薫製小屋。背後には鬱蒼と木々が茂り、この森は立ち入り禁止の聖地とされています。

久高島の集落には、ほかにも古い建物や史跡、聖地が点在しているので、じっくり散策してみるのもいいでしょう。

琉球開闢の伝説が残る聖地をめぐる

集落からは島の中央を走る道を通って北東に向かいます。島のちょうど真ん中あたりにあるのがフボー御嶽。御嶽(ウタキ)とは琉球王国時代から伝わる、神が宿る聖域のことです。

沖縄には琉球開闢七御嶽といわれる、アマミキヨが作った最も重要な七つの御嶽が残っています。フボー御嶽はそのひとつ。久高島だけでなく、沖縄の人々にとって大切な場所なのです。

クバやガジュマルに覆われた聖域は生命感にあふれ神秘的な雰囲気。奥の祭祀場は立ち入り禁止なので、入口の外側から参拝しましょう。

フボー御嶽から自転車で10分ほど走ると、島の北東端にあるカベール岬(ハビャーン)に到着します。岬へとつながる砂の道を走ると、そのまま海と空に吸い込まれそうな気分!

カベール岬は琉球開闢の祖アマミキヨが最初に降り立ったと伝わる聖地。ゴツゴツとした岩場に波が打ちつける自然のエネルギーを感じられる場所です。とはいえ、周りでは島の人たちが釣りを楽しんでいたりして、ほのぼのとした雰囲気が島旅らしさ。

カベール岬からは東側の道で港まで戻ります。舗装されていない道はところどころデコボコなのでゆっくり進みましょう。
東海岸には砂浜が点在しているのですが、特に神聖視されているのがイシキ浜。眩しいほどの白砂ビーチは、神々が乗ったニライカナイからの船が着く場所なのだそう。
また穀物の種が入った壺がイシキ浜に流れつき、そこから沖縄全土に五穀が広がったという伝承も残っています。
砂浜にはきれいな石や貝が落ちていますが、久高島のものは島外への持ち出し厳禁!見るだけにしてくださいね。

イシキ浜から港までは自転車で約5分。ここで紹介したスポットは、2時間30分ほどあれば回れます。
お昼頃の船は11時か13時なので、久高島でランチをとって沖縄本島に戻るというのがスムーズ。港周辺の食堂では沖縄料理が食べられますが、おすすめは久高島名物のイラブー汁(エラブウミヘビのスープ)です。
久高島にはイラブー漁と薫製の技術が伝わっており、7日間燻したイラブーをソーキや昆布と煮込んだ濃厚なスープには滋養強壮の効果が。実際、イラブー汁は琉球王国では宮廷薬膳料理として好まれていたそうです。

世界遺産にも登録された最高の聖地、斎場御嶽

久高島に行ったら、一緒に訪れたいのが琉球王国最高の聖地といわれる斎場御嶽(セーファウタキ)。安座真港から車で約5分なので、久高島から戻ってそのまま向かうといいでしょう。

斎場御嶽もフボー御嶽と同じ琉球開闢七御嶽のひとつで、琉球国王が国家安寧や五穀豊穣を祈願するために訪れていた聖地でした。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されています。

車は南城市物産館に停め、そこにある券売所で入場券を購入して斎場御嶽の入口に向かいます。物産館から斎場御嶽までは徒歩10分ほど。御嶽内には六つのイビ(神域)があり、参拝しながらめぐると30分ほどの見学ルートになります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

南国の植物に覆われた参道は厳かな雰囲気。こちらの巨大な岩は寄満(ユンイチ)と呼ばれる拝所(ウガンジュ)で、王府用語では台所という意味。ただし調理をした場所ではなく、貿易が盛んだった当時の琉球にあって、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されています。

ふたつの壺が置かれた拝所は、シキヨダユルアマガヌビーとアマガユルアシカヌビーの壺。2本の鍾乳石から滴り落ちる聖水を、ふたつの壺が受け止めています。

いちばん奥にあるのは三角形の空間が印象的な巨大な岩。向かって右側の岩の上には京ヌ端(チョウノハナ)という拝所があります。また空間の先は三庫里(サングーイ)という拝所で、その下には金製勾玉などが鎮められていたそう。

現在、巨岩の中には入れないのですが、本来なら巨岩を通り抜けた左側の遥拝所から久高島を眺めることができます。

斎場御嶽
住所:南城市知念字久手堅539(南城市地域物産館)
時間:3~10月9:00~18:00(最終チケット販売17:15、最終入館17:30)、
11~2月9:00~17:30※最終チケット販売45分前、最終入館30分前
休み:なし
料金:300円

亜熱帯の森が広がるガンガラーの谷

斎場御嶽から車で20分ほどのガンガラーの谷は、沖縄本島南部を代表する観光スポット。鍾乳洞が崩れてできた谷に亜熱帯の植物が茂り、幻想的な光景が広がっています。

ガンガラーの谷に入れるは、予約制のガイドツアーに参加した人だけ。遊歩道や階段が整備されたコースは約1kmで、ガイドの話を聞きながら約1時間30分かけてのんびり散策します。

広大な谷にはさまざまな植物が繁茂し、鍾乳洞があったり川が流れていたりと別世界に足を踏み入れてしまった気分。2万年前に人類が居住していた跡など貴重な遺跡も発掘されていて、そんな話が聞けるのもガイドツアーの楽しみです。

崖から根を垂らす巨大なガジュマルなど、長い年月をかけて自然が生み出した神秘的な風景は力強く感動的!

ツアーの出発地点には、鍾乳洞をそのまま利用したCAVE CAFEがあります。ここもガンガラーの谷の人気スポット。現在、カフェを利用できるのはガイドツアーの参加者だけなので、冷んやりと涼しい天然ラウンジで、ガイドツアーの出発時間までのんびり過ごすのもおすすめです。

ガンガラーの谷
住所:南城市玉城字前川202
時間:9:00~17:30(ガイドツアーは9:20~16:00の20分おきに出発)
休み:なし
料金:2500円

ホテルは南部観光に便利なロケーションから選ぶ!

沖縄本島には宿泊施設が多いので、旅の目的を決めてからホテルを選ぶのが正解。南部のパワースポットをめぐるなら、なるべく空港より南のホテルを探すと便利です。ここでは久高島へ渡る安座真港までのアクセスがよいホテルを選んでみました。

Mr.KINJO in こども病院前
安座真港まで車で約28分。全36室のマンションのような雰囲気のホテル。首里城まで車で約9分なので、那覇観光に便利なロケーションです。

Mr.KINJO in TOMIGUSUKU
安座真港まで車で約32分。那覇空港へも車で約15分です。大通りに面した全36室のホテルで、近くにアウトレットモールやビーチがあります。

この記事が気に入ったらシェア!

Facebookでシェア
xでシェア
LINEでシェア

Tabistとは

お手頃価格のビジネスホテルから歴史のある旅館まで、全国260以上の加盟施設数を誇るホテルブランドTabist(タビスト)。 検索・予約・チェックインから旅をもっと手軽に。Tabist公式サイトでは、お得なキャンペーンを実施中。
Tabistで、一人旅、友人や家族旅、ビジネス出張でも、各地の魅力にもっと気軽に出会える旅を。

公式サイトはこちら

CATEGORY

カテゴリー

AREA

全国のエリア

RANKING

人気記事ランキング

RECOMMEND

おすすめ記事

宿泊予約サイトはこちら