『夏目友人帳』の聖地巡礼まるわかりガイド

2024.03.29

2024.12.19

アニメ好きの中で人気が高まっている「聖地巡礼」は、観光を楽しめるうえに、その作品の舞台となった場所を実際に訪れることで、作品世界への理解が深まることから注目されています。
この記事では、大人気アニメ『夏目友人帳』の聖地をご紹介します。特に、熊本県では『夏目友人帳』とのコラボレーションに力を入れているため、ぜひご参考ください。

『夏目友人帳』はどんな作品?

『夏目友人帳』は緑川ゆきさんによる漫画が原作で、2007年から『LaLa』で連載中です。2008年7月にアニメ化され、2023年7月には第7期の制作が発表されました。

幼い頃から妖怪=妖(あやかし)が見える夏目貴志(なつめ たかし)は、ある日「名前を返せ」と言い張る妖に襲われ、追いかけられていました。夏目はその時、逃げ込んだ神社で、ある妖の封印を解いてしまいます。その場にあった招き猫を依代にしたその妖は、斑(まだら)という名の「上級妖怪」でした。夏目は斑から、夏目の祖母と祖母の残したある遺品についての話を聞くことになります。

夏目は、祖母・レイコの唯一の遺品である「友人帳」を受け継ぐことになります。友人帳には妖たちの名前が書かれており、その名前を呼ぶだけで妖たちを従えることができます。そのため、夏目はたくさんの妖から狙われるようになってしまいます。夏目は、妖たちに名前を返還するために、友人帳を大切に持っておくことを決めます。
一方、斑は「夏目が死んだ時は自分が友人帳を貰い受ける」という約束で、夏目の用心棒となることを決めます。普段は依代である招き猫そっくりの姿で過ごし、夏目のペット・ニャンコ先生として一緒に暮らすことになりました。

夏目が「友人帳」を受け継いだことで、新たな旅路が始まったのです──。

『夏目友人帳』のモデル地である熊本県の人吉とは

『夏目友人帳』のモデル地である熊本県人吉市(ひとよしし)は、熊本県の南端、人吉盆地の西南端に位置しています。鹿児島県、宮崎県に隣接しています。
人吉は、古くから日向(宮崎県)、薩摩(鹿児島県)、佐敷(熊本県芦北町)を結ぶ交通の要衝でした。「舎」=宿があり、これを「ひとよし」と読んでいたことから「人吉」になったと言われています。

人吉市は、2020年7月の熊本県南部集中豪雨で大きな被害を受けました。JR肥薩線は、2024年3月現在も、八代から吉松の区間は止まったままです。豪雨の爪痕がまだ残っているところもありますが、街は復興に向けて少しずつ進んでいます。復興支援のためにも、現在の聖地の景色を見に行ってみてはいかがでしょうか。

『夏目友人帳』の聖地9選

ここからは、『夏目友人帳』の主な聖地をご紹介していきます。

人吉駅周辺

人吉駅(ひとよしえき)は、第1期、第2期、第6期と何度か登場しています。また、熊本県×夏目友人帳のPRサイトの動画「夏目友人帳〜人吉・球磨での優しい時間」にも登場します。

人吉駅は、SLの走る駅としても有名です。駅前にはからくり時計があり、民謡「球磨の六調子」をアレンジした曲に合わせて、お殿様が城下の見物を行うというストーリーが展開されます。
また、人吉駅に併設されている観光案内所では、『夏目友人帳』の探訪マップや、探訪スタンプなどもあります。

天狗橋

天狗橋(てんぐばし)は夏目の通学路としてたびたび作品中に登場します。
横から見ると、川に赤い鼻が突き出ているように見えるところから「天狗橋」という名前がつきました。
2020年7月の熊本県南部集中豪雨の被害により、天狗橋自体は無事だったものの、周囲の土手が流されてしまい、現在は修復待ちの状況です。

鍛冶屋町通り

鍛冶屋町通りの町並みは、第3期第3話に登場します。黒い螺旋階段や、みそ・しょうゆ蔵の看板などの街並みがよく再現されています。

鍛冶屋町通りも2022年7月の集中豪雨の被害を受けましたが、現在では多くの観光客が訪れるまでになりました。
また、「人吉ひかりの復興プロジェクト」として、夏目友人帳の影絵が点灯されています。点灯時間は、18時から22時です。

橋詰橋

橋詰橋は、球磨川支流にかかる石造アーチ橋です。「夏目友人帳〜人吉・球磨での優しい時間」で、夏目が歩いています。

竣工から1955年の竣工ですが、今も現役です。
球磨郡球磨村一勝地にあり、“一勝地温泉かわせ”の入口の橋として親しまれています。

球泉洞

動画「夏目友人帳〜人吉・球磨での優しい時間」で、夏目とニャンコ先生が探索していた時の鍾乳洞が、球泉洞です。
全長約4800m、九州最大の鍾乳洞。3億年という想像もつかない年月を経てできた美しい石柱や石筍は、今も成長を続けています。橋詰橋からさらに西側へ、自動車で10分程度、球磨川および国道219号沿いにあります。
こちらも2020年の集中豪雨で被害を受けましたが、2023年より営業再開しました。

おかどめ幸福地蔵尊

おかどめ幸福地蔵尊は、第3期4話で木の上の妖が猫の姿になって歩き回っていたシーンに登場します。「おかどめ幸福駅」のすぐ近くにあります。

地蔵尊の左側には、2018年春にリニューアルオープンした幸福駅売店があります。併設されているカフェでは、地元の名産品や夏目友人帳のグッズとして「夏目友人帳TVアニメ化10周年記念おかどめ幸福行き乗車券」が販売されています。

雨宮神社

アニメのオープニング映像に出てくるのが、雨宮神社です。

鎌倉時代から続く、約700年もの歴史がある神社です。殿様が「名も高き木末の松も枯れつべしなお恨めしき雨宮かな」、「千早ぶる神の井垣も枯れ果てて名も恥ずべき雨の宮かな」と神社の名前を恨めしく思うような歌を詠った後、願いが叶い雨が降ったという、相良の殿様の雨乞い伝説が残るパワースポットでもあります。境内に入ると、まるで森に守られているかのようです。
また、こんもりとした森の形から「トトロの森」と呼ばれています。

淡島神社

アニメ第4期の第3話に登場しているのが、球磨郡山江村大字万江にある淡島神社と言われています。

神社には、球磨地方では最大の大きさで樹齢400年のイチイガシ(樫)があり、幹の穴にお賽銭を入れると願い事が叶うとされています。

青井阿蘇神社

アニメの本編には登場しませんが、熊本県×夏目友人帳のPRサイトの動画「夏目友人帳〜人吉・球磨での優しい時間」に出てくるのが、青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)です。

青井阿蘇神社は、人吉市上青井にある神社です。地元の人々からは親しみを込めて「青井さん」と呼ばれています。
動画では夏目貴志君とニャンコ先生が参拝している様子や、境内を散策する様子が描かれています。

聖地を巡って『夏目友人帳』マスターに

『夏目友人帳』の聖地について見てきました。聖地は主に人吉、球磨に集中していますので、比較的聖地巡りがしやすいのではないでしょうか。
聖地巡りをする際には、ルールやマナーをよく守り、周囲の方に迷惑をかけないように気をつけて楽しみましょう。

【関連記事】
【2024年】アニメ作品の聖地巡礼とは?代表的な作品と観光スポット48選

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