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朝晩の空気がひんやりと秋めいてくる季節が近づいてきました。山々や草花が鮮やかな風景を織りなす景色の完成を待ちわびながら、秋旅の計画を立ててみませんか。カメラ好きならぜひ足を運びたいフォトジェニック自然スポットから、首都圏からアクセスしやすいおすすめスポットを厳選してご紹介します。
丘一面を真っ赤に染めるコキアの紅葉 〜国営ひたち海浜公園（茨城県ひたちなか市）〜
春のネモフィラが有名な「国営ひたち海浜公園」ですが、「みはらしの丘」一面を鮮やかに染める秋のコキアも必見です。コロンとした可愛らしい形のコキアは、夏にはライムグリーンの爽やかな色合い。秋の深まりとともに少しずつ赤く色づき、その後黄金色に変化します。見ごろは例年10月中旬ごろ。同時期に丘の麓のコスモスも見ごろを迎え、美しい共演が見られます。コキア特有の赤と緑のグラデーションを楽しむなら、10月上旬の訪問がおすすめです。
都心から「国営ひたち海浜公園」へは、常磐自動車道経由で約2時間の距離となります。
おすすめホテル
「Tabist ビジネスホテルひたちなか」は、「国営ひたち海浜公園」から車で15分の場所にあるホテル。1〜10名まで使える和室と、シンプルなシングル、ツインルームの用意があります。全室喫煙可能、全室無料Wi-Fiを完備。
川沿いに広がる幻想的な曼殊沙華の群生 〜巾着田（埼玉県日高市）〜
日高市内を蛇行して流れる高麗川によって形づくられた「巾着田（きんちゃくだ）」。直径500m、面積約22haの敷地に咲き誇る、500万本の曼殊沙華（まんじゅしゃげ）による絶景が有名です。最盛期には木々の足元を真っ赤に覆い尽くす曼殊沙華が、他では見られないような幻想的な風景をつくり出します。2022年は9月17日（土）～10月2日（日）まで、「巾着田曼珠沙華まつり」を開催。特産品販売やステージイベントなどの催しがあり、地元グルメも楽しめます。
都心から「巾着田」へは、関越自動車道経由で約2時間の距離となります。
上毛三山を背景に広がるカラフルな花畑 〜鼻高展望花の丘（群馬県高崎市）〜
高崎市を見下ろす高台に位置し、一年を通して季節の花が咲く花畑が広がる「鼻高町（はなだかまち）の丘」。例年9月中旬〜10月中旬にかけて4種40万本のコスモスが開花し、上毛三山を背景に可憐な花が揺れる秋らしい風景を見せてくれます。同時期に開催される「コスモス祭り」では、地場産野菜の直売や体験イベントが実施されます。黄花コスモスの中を進みゴールを目指す「花迷路」など、子連れで楽しめる人気イベントも！
都心から「鼻高展望花の丘」へは、関越自動車道経由で約2時間の距離となります。
おすすめホテル
高崎駅から徒歩7分の場所にある「Tabist ビジネスホテルたきざわ 高崎駅西口」は、鼻高展望花の丘から車で約20分の距離。シングル・ツインの洋室と、人数に合わせて選べる6畳・8畳の和室の用意があります。
ロープウェイから見下ろす鮮やかに染まる山肌 〜千畳敷カール（長野県駒ケ根市）〜
中央アルプスの宝剣岳直下、標高2612m地点に位置する「千畳敷カール」は、およそ2万年前に氷河の流れに浸食されて形成された半円状の窪地（カール）です。面積はおよそ畳1000枚分の広さ。夏は可憐な高山植物の花々、秋には紅や黄金色に山肌が染まり、絵画のような絶景を描き出します。周辺には遊歩道が整備され、ハイキングスポットとしても人気。駒ヶ岳ロープウェイから見下ろせば、眼下に絶景が広がります。9月下旬～10月中旬が見ごろです。
都心から「千畳敷カール」までは、中央自動車道を経由し、菅の台バスセンターの駐車場に車を停め、路線バスとロープウェイなどを利用して約4時間の距離となります。
おすすめホテル
中央道駒ヶ根ICから車で15分の場所にある「Tabist お宿陣屋 南信州」は、美肌の湯と会席料理が自慢の純和風旅館。菅の台バスセンター駐車場まで車で約15分と、千畳敷カールへのアクセスも抜群で、南信州の自然を楽しむ観光拠点としても人気を集めています。
池を取り囲む色とりどりの木々を観察 〜高谷池（新潟県妙高市）〜
糸魚川市と妙高市にまたがる火打山の中腹、標高2100m付近に広がる高層湿原「高谷池（こうやいけ）」。2015年に米CNNが「日本でもっとも美しい場所31選」に選出した紅葉スポットで、緑の笹の絨毯に紅のナナカマド、黄色のミネカエデが散りばめられた色鮮やかな風景が広がります。とくに「天狗の庭」と呼ばれる大湿原（写真下）は、紅葉と同時に逆さ火打山が望め、フォトジェニック。例年、山頂から紅葉が始まり、9月中旬～下旬に見ごろを迎えます。
都心から高谷池」までは、関越自動車道と上信越自動車道を経由して約4時間20分の距離となります。
おすすめホテル
中央道駒ヶ根ICから車で15分の場所にある「Tabist お宿陣屋 南信州」は、美肌の湯と会席料理が自慢の純和風旅館。菅の台バスセンター駐車場まで車で約15分と、千畳敷カールへのアクセスも抜群で、南信州の自然を楽しむ観光拠点としても人気を集めています。
今回は、秋らしい色鮮やかな風景を撮影できるスポットを紹介しました。高速道路を利用すれば首都圏からも車でアクセスしやすい場所なので、旅のプランに取り入れてみてください。カメラ映えスポットがたくさんある秋のドライブ旅、ぜひ満喫してくださいね。
