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無機質な工場が放つ幻想的な光!川崎の工場夜景を見に行こう

2022.11.21

2024.12.19

神奈川県川崎市の臨海エリアの工場夜景の中でも、幻想的な3つのスポットを厳選してご紹介します。工場夜景初心者にも安心のアクセスや注意点も教えます!

神奈川県川崎市の臨海部は、多くの工場が集まる日本有数の工業地帯。大型プラントが林立し、入り組んだパイプやダクト、白煙を噴き上げる煙突などが近未来的な景観を見せています。日が暮れると作業用の明かりが灯り、暗闇に浮き上がる無機質なプラントは妖しげな表情に。この幻想的な景観が、工場夜景として人気を集めています。

「工場夜景、見に行ってみようかな?」と思った方へ、今回は初めての工場夜景にぴったりな、川崎の工場夜景の魅力が実感できる3スポットを厳選して紹介。

川崎を代表する工場夜景「千鳥町 貨物ヤード前」

工場夜景ブームの火付け役となった川崎で、最初に訪れるとしたら間違いないのがこちら。貨物ヤードに隣接した敷地に、日本触媒の大きなプラントが立っています。フェンス内に工場専用の貨物レールが走り、その後ろにそびえ立つ無骨なプラントは大迫力!

写真を撮るなら貨物レールを絡めた構図も人気ですが、線路内への立ち入りは禁止なのでご注意ください。

羽田空港が近いので、工場の上を飛行機が飛んでいくことも。風向きによって航路が異なるので時間帯によって飛行機の向きが変わるのも面白い。

周辺の煙突を見ると、ときどき先端から炎が吹き出ていることがあります。これは放出する余剰ガスを燃やして無害化するための炎で、フレアスタックと呼ばれています。揺らめく炎が誘う非現実的な世界…工業地帯らしい景観のひとつです。

そんなことをしているうちに、日が暮れてプラントの照明が際立ってきました。白や緑、オレンジなどさまざまな光に彩られたプラントはどこか妖艶。薄明りの残るトワイライトタイムから、真っ暗になる時間帯まで、刻一刻と表情を変える工場夜景を楽しめます。

「千鳥町 貨物ヤード前」へ行くには、JR「川崎駅」から市営バスに乗りバス停「市営埠頭」下車すぐ。またはバス停「日本触媒前」から徒歩8分ほど。千鳥町1号線をフェンスに沿って西へ歩きますが、歩道は雑草で覆われているので足元に気をつけてください。

運河沿いにそびえる巨大プラント「扇橋」

南渡田運河にかかる扇橋は、JR鶴見線「昭和駅」から徒歩数分とアクセスのよい夜景スポット。特に西側に立つ昭和電工のプラントは、高層マンションのようにそびえ立ち異様な存在感を放っています。

辺りが暗くなるとプラント全体に光が灯り華やかな雰囲気に。煌々と輝く巨大プラントは、ホワイトキャッスルの異名で呼ばれています。

橋の真ん中あたりから写真を撮ると、高架が入り奥行きのある構図の完成!

高架を映したくないなら、望遠レンズでグッと寄るとプラントの迫力が増します。手前には鶴見線の線路があるので、電車が走るタイミングで撮影してみるのもいいでしょう。

プラントに光が灯るのは、日暮れから20時くらいまで。20時を過ぎると照明が少なくなるので、遅くなり過ぎないように行ってみてください。

JR鶴見線「昭和駅」から徒歩5分と、電車でアクセスできるのが扇橋の魅力。バスの場合は、JR「川崎駅」から市営バスか川崎鶴見臨港バスに乗り「扇橋」で降りれば扇橋までは徒歩1分です。

ダイナミックな製油プラント「浮島町 貨物ヤード前」

最後に紹介するのは、多摩川を挟んで羽田空港の対岸にある浮島町。道路沿いに大型のプラントが並び、ダイナミックな工場夜景が見られると人気のスポットです。首都高速神奈川6号川崎線と平行して走る浮島通りから工場地帯の中に入ると、道路の両側に製油プラントが立ち迫力満点!

周辺は街灯が少なく暗いのですが、道路からプラントまでが近いのでダイナミックな光景が見られます。あまりスペースがないので、写真を撮るなら広角レンズを持って行ったほうがいいでしょう。

人通りが少なく暗いため一人で行くのはちょっと怖いかも⁉バスやトラックは頻繁に通るので、道路に出ないなどの注意が必要です。

周辺に並ぶ工場は立ち入り禁止ですが、道路から中を覗いてみるのも楽しいもの。いくつものパイプが連なるエントランスは、アニメ『AKIRA』に出てくるネオ東京のよう。現実世界なのか、SF映画の世界なのかわからなくなります。

近くにはセントラル硝子のタンクが2つ並んでいます。ウルトラマンでは怪獣につぶされるやつですね。

「浮島町 貨物ヤード前」へ行くには、京急大師線「産業道路駅」から川崎鶴見臨港バスに乗ってバス停「浮島中央」下車徒歩3分。近くにある「浮島中央バスターミナル」とは違うので間違わないように注意してください。

上の2カ所に比べると公共交通機関で行きにくい「浮島町 貨物ヤード前」ですが、シェアサイクルを利用するというのも一案。JR「川崎駅」からは自転車で約40分、京急大師線「小島新田駅」からは約20分です。浮島通り沿いを走り、踏切を右折すると3分ほどで到着します。

川崎の工業地帯は埋め立てで造られた7つの島に広がり、ここで紹介した3カ所以外にもたくさんの工場夜景スポットが点在しています。島々を囲む運河や橋、公園など多彩な光景が見られるのが魅力です。工場夜景を見に行く屋形船クルーズもあるので気になる方は参加してみてはいかがでしょう?

川崎の工場夜景めぐりにぴったりのビジネスホテル

Tabist ビジネスホテル 多満ち 川崎

工場夜景めぐりは夜の移動になるので、近くに拠点があると便利。川崎の工場夜景を見に行くなら、京急大師線「大師駅橋」から徒歩1分の「Tabist ビジネスホテル 多満ち 川崎」がおすすめです。昭和34年創業という老舗ホテルで、常連客も多い居心地のよさが魅力。客室は30室あり、洋室と和室が用意されています。大浴場やサウナも完備しているので、冬の工場夜景めぐりの後にのんびり温まれるのがうれしいですね。

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