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降り注ぐ日差しに、空も海も青々と煌めく夏は、思わずカメラを構えたくなる風景があちこちで見られる季節。この時期にしか見られない美しい風景や色彩がたくさんあります。今回は、日本全国から、夏に撮影のベストシーズンを迎える絶景スポットをTabistが厳選してお届けします。
世界一美しい駅舎と絶景に見惚れる「JR日立駅」（茨城県日立市）
鉄道デザインの国際コンペティション「ブルネル賞」で優秀賞を獲得するなど、数々の受賞歴を持つ「JR日立駅」。美しいガラス張りの建物は、世界で活躍する地元出身の建築家・妹島和世（せじまかずよ）氏が手がけたものです。
太平洋を一望する展望イベントホールから日の出を眺めたり、併設のカフェで海の上に浮かぶような感覚が味わえるのは、ガラス張りのJR日立駅ならでは。空や海の色によって変わる表情をカメラ越しに満喫してはいかが。
泊まるなら、車で10分のアットホームでレトロなホテルへ
JR日立駅から車で10分の距離にある「Tabist ホテル 三幸園」は、2匹の看板ネコがいるビジネスホテル。レトロで落ち着く内装の客室で、ゆったりと寛げます。和室、シングル・ツイン・デラックスタイプと部屋タイプも充実しています。
砂浜を爽快に駆け抜ける「千里浜なぎさドライブウェイ」（石川県）
能登半島にある日本で唯一の砂浜を走るドライブウェイ。日本海に面した全長8㎞の長い海岸を走り抜ける、青春映画のワンシーンのようなドライブが楽しめます。きめ細かな砂が海水で引き締められ硬くなるため、4WD仕様でない普通車やバスの走行も可能。海が荒れるなどの事情で交通規制がかかった場合を除き、オールシーズン開放されています。空と海の青さが一層濃くなる夏が撮影のベストシーズン。一方通行ではないので、撮影時は対向車の動きに注意しましょう。
白い砂浜とコバルトブルーの海が絶景を描く「角島大橋」（山口県下関市）
山口県の西部にある海士ヶ瀬（あまがせ）からコバルトブルーの日本海に浮かぶ角島へと一直線に延びる、全長1780mの「角島大橋」。
日差しの強くなる夏は道が白っぽく際立ち、海との対比が一層鮮やかに。海に浮かぶ角島の緑や、白い砂浜も美しいコントラストを描きます。なお、橋の全景を撮影する場合は、本州側からなら角島展望台、角島側からなら川瀬崎陽の公園がおすすめです。橋の入口両側の無料駐車場を利用して、じっくりベストポジションを探しましょう。
泊まるなら、新幹線も停車する厚狭駅近くのホテルへ
九州からのアクセスに便利な厚狭駅は、ドライブ旅の中継地としてもおすすめです。駅から徒歩1分の「Tabist 厚狭ステーションホテル」は、部屋数全20室の小ぢんまりとしたホテル。最終チェックインが午前0時と遅めの設定なので、旅のプランニングが夜遅く到着する設定となっていても安心です。
天然のプラネタリウムを見上げる「阿智村」（長野県下伊那郡）
環境省が〝日本一星空が綺麗な村〟と認定する、長野県南部に位置した村「阿智村」。山に囲まれているため市街地からの光が遮断され、夜空にくっきりと星が浮かび上がります。標高1400m地点までゴンドラで向かいながら天体観測ができるナイトツアーなど、さまざまな星空ツアーが開催されているので、前知識なしでも大丈夫。一般的には空気の澄んだ冬が天体観測のベストシーズンといわれていますが、信州の冬は快晴の日がほとんどないので、撮影するなら夏もおすすめです。
泊まるなら、車で30分のリーズナブルなホテルへ
阿智村周辺にも複数ホテルがありますが、リーズナブルに滞在したい方には、駒ヶ岳スマートICから10分ほどの場所にある「Tabist お宿陣屋 南信州」がおすすめ。チェックインが午後10時までとゆっくりなので、たっぷり星空撮影をした後でも間に合います。
どこまでも澄み切った青の清流「仁淀川」（高知県）
高知県の中心を流れる「仁淀川」は、全国の水質ランキングで常にトップ入りする全長124㎞の清流です。エメラルドグリーンのようにもコバルトブルーのようにも見える神秘的な色彩は「仁淀ブルー」とよばれ、多くの人の心を引きつけています。
仁淀ブルーを楽しむなら仁淀川の上流にある支流がさらに透明度高くおすすめ。枝川川にある「にこ淵」（写真上）は、秘境らしさ満点の滝壺スポット。もう一つ、安居川にある「安居渓谷」は遊歩道が整備されており、中でも青のグラデーションが美しい「水晶淵」（写真下）は外せません。
泊まるなら、高知駅近くのアットホームな宿へ
高知駅から徒歩で10分ほどの場所にある「Tabist おおりや 高知」は、高知市内で唯一のペット同伴可能な宿泊プランのあるホテル。会席料理付きプランでは、高知の旬の味覚を堪能できます。客室は洋室・和室の両タイプをご用意。
5万株が咲き誇る紫の絶景「たんばらラベンダーパーク」（群馬県沼田市）
標高1300mの高地にあるスキー場を利用した、関東一広大なラベンダー園。7月上旬～8月の見頃を迎えると5万株のラベンダーが早咲き、中咲き、遅咲きと数種類が順番に色づきます。
園内には散策路が整備されているほか、リフトやバスツアーもあり、高原の涼やかな風に吹かれながらリラックスして過ごせます。開花情報は公式ホームページで知ることができるので、見ごろの季節を確認して出かけましょう。
いかがでしたか？ 今回は夏にこそカメラ映えがするスポットを中心にお伝えしました。通年撮影できるスポットでも、この季節にしか見られない景色があります。今年の夏は、思い出に残る絶景写真を撮影してみませんか。
