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太古から永い年月をかけて自然の力で作られる、この世のものとは思えない美しさの鍾乳洞。時に妖しく、時に神秘的な異空間は、写真映えすること間違いなし。北海道、東北、関東、中部と、東日本各地の「この夏、行くべき」鍾乳洞を厳選して紹介します。
世界でも珍しい「マカロニ鍾乳石」 〜当麻鍾乳洞(北海道当麻町)〜
当麻(とうま)町は、北海道第二の都市・旭川市に隣接する小さな町。当麻鍾乳洞はJR石北線の当麻駅から車で15分ほどの立地です。全長135mの洞窟内部は上・中・下の3段に分かれ、合わせて5つの部屋が通路で繋がっています。見どころは本洞にある管状鍾乳石(マカロニ鍾乳石)。細長い石の内部が空洞の筒状になっており、学術的にも価値が高いといわれています。

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泊まるなら、川と森に囲まれてリラックスできるホテルへ
当麻町には宿泊施設が少ないため、泊まるならJR石北線で約25分の旭川駅周辺がおすすめ。「Tabist ダイバーシティホテル シン トキワ 旭川」は、美術館や図書館も建つ常盤公園と、石狩川岸に整備されたリベライン旭川パークという2つの広大な公園に囲まれています。「川のまち」旭川を楽しむなら、ここがピッタリです。

異なる顔を持つ2つの鍾乳洞 〜あぶくま洞&入水鍾乳洞(福島県田村市)〜
あぶくま洞と入水(いりみず)鍾乳洞という2つの鍾乳洞が、福島県田村市の滝根町地区の山の中にあります。あぶくま洞は内部の約600mが観光化され、様々な種類の鍾乳石が見られるのが特徴。特に、内部に針状の結晶が見られる「あぶくま石」はこの場所で初めて発見されたものです。

入水鍾乳洞はあぶくま洞から車で10分ほどの場所にあり、名前の通り絶えず水が流れている鍾乳洞です。難易度別に3つのコースがあり、コースによっては水の流れる場所を四つん這いで進むというハードなものも。ズブ濡れになるのは必至ですが、その苦難を乗り越えた先には、流れる水と鍾乳石が織りなす光景が目の前に広がります。

泊まるなら、歴史ある名湯でくつろぎの時間を
福島県中央部の中通りエリアは、名湯が多いエリア。磐梯熱海温泉は、古くから湯治場として知られており、五百川沿いの谷あいに20軒以上の温泉旅館が建ち並んでいます。「Tabist 山城屋別邸 月の庭 磐梯熱海温泉」はアルカリ性の高い湯を、檜の露天風呂で楽しめます。入水鍾乳洞からは車で40分ほど。

いまだ全貌がつかめない巨大迷路 〜不二洞(群馬県上野村)〜
ここまで比較的規模が小さめの鍾乳洞をご紹介しましたが、今度はスケールが違います。いまだに全容が分かっていない、関東最大の鍾乳洞・不二(ふじ)洞。
群馬県の南端に位置しています。現在判明している部分だけで2.2㎞という長さを誇り、観光できる部分からも小さな支洞がいくつか伸びているのが分かります。内部には、七度撫でると願いが叶うとされる「閻魔の金剛杖」、段をなして仏像が立ち並ぶように見える「五百羅漢」など奇景、奇石が目白押し! 圧倒的な光景に目を奪われることでしょう。

鍾乳洞で修行をした!? 修験道の聖地 〜日原鍾乳洞(東京都奥多摩町)〜
実は、東京都内にも鍾乳洞があります。JR青梅線の終点・奥多摩駅からさらにバスで30分弱。奥多摩町日原(にっぱら)にある日原鍾乳洞です。古くから自然崇拝の信仰を集めており、鎌倉時代から修験道の聖地として扱われていたそうです。その名残か、内部の鍾乳石には観音、地蔵、薬師などの呼び名が付けられています。信仰の歴史を感じながら洞内を探索してみましょう。

泊まるなら、食事や遊びも充実の都心ホテルへ
日原鍾乳洞は、都内から車で片道約2時間。日中は自然の中で過ごし、夜は都心に宿泊するのはいかがでしょう。「Tabist ホテルオーロラ 池袋」は、池袋駅西口から徒歩5分という駅近ホテルで、繁華街のど真ん中。食べるにも遊ぶにも困らない立地です。

洞窟の中に大滝が降り注ぐ! 〜竜ヶ岩洞(静岡県浜松市)〜
静岡県西部、浜名湖のそばに、内部に大きな滝が流れている鍾乳洞があります。竜ヶ岩洞は東海地方でも最大級といわれ、見学ポイントは約50カ所を数えるほど。

洞内には、亀の小滝、黄金の大滝、三段の空滝の3つの滝があります。なかでも見学ルートのちょうど折り返し地点にある「黄金の大滝」は、なんと落差30m。その光景はまさに圧巻。迫力あるスポットです。

頭上に垂れ下がる不思議な鍾乳石 〜飛騨大鍾乳洞(岐阜県高山市)〜
岐阜県北部、飛騨の山深い地にある鍾乳洞。標高900mという、観光鍾乳洞としては日本一の高さにあります。ねじれた形で垂れ下がる鍾乳石「ヘリクタイト」が多いのが特徴で、洞内のあちこちで見られます。
発見者で故人の大橋外吉氏が集めたコレクションを展示する「大橋コレクション館」も併設。世界の美術品、装飾品など約1000点の展示も、鍾乳洞とともに必見です。

泊まるなら、小京都のホテルもしくは秘湯の温泉宿へ
高山駅周辺を旅の起点にするなら、「Tabist 観光ビジネスホテル松山 飛騨高山」。JR高山駅が目の前にあり、高山バスセンターまでは徒歩3分ほど。そこから濃飛バスの新穂高線に乗れば、約28分で鍾乳洞口バス停に行くことができます。

また、鍾乳洞よりさらに東に山を分け入って進めば、日本屈指の源泉数を誇る奥飛騨温泉郷があります。「Tabist 風雪」は、温泉郷のひとつ、平湯温泉に建つ和風旅館。源泉掛け流しの貸切露天風呂で心ゆくまで癒されましょう。

鍾乳洞は、基本的な形成過程は同じものが多いのですが、内部にはそこでしか見られない鍾乳石があったり、独特な地形になっていたりと、何れも個性的。写真を眺めるだけでなく、ぜひ現地に赴いて、その壮大さを肌で感じてみてください。








