夜のフォトジェニックを探しに。九州のベスト夜景スポット4選

季節を問わず楽しめる夜景ですが、空気が冷たく澄んだ冬場は、夜景が一際美しいベストなシーズン。今回は、九州で見られる個性的な夜景を4つ、Tabistが厳選してご紹介します。

温泉あり、港町あり、メガシティあり。地域によって風景がまるで異なる九州へ、町の個性が光る夜景を眺めに出かけてみませんか? 昼とはその姿を一変させる「もう一つの町の姿」に出逢えば、旅の満足度も倍増します。九州ならではの特色が魅力的な個性豊かな夜景を、ぜひお楽しみください。

ケーブルカーとスロープカーが夜景仕様に! 〜皿倉山(福岡県北九州市)〜

福岡県二大都市の一つである北九州市。標高622mの皿倉山(さらくらやま)の山頂付近から見る夜景は、「100億ドルの夜景」として知られています。そのキャッチフレーズに偽りなし。遮るものがない山頂から見られる夜景は、驚くほどのワイドビュー。市街地と海が近いため、晴れた日には北九州市市街地と共に下関海峡も望めます。

麓からはケーブルカーが出ています。6分ほどで山頂付近の「山頂駅」まで運んでくれます。ここからも夜景は見えますが──、実は駅名に反して、ここはまだ山頂ではありません。でもご安心を。この先はスロープカーが出ているため、車内から景色を眺めながらのんびり山頂までたどりつけます。

スロープカーの車内は、夜景を見やすいよう外側に向けて座席が設置してあります。夜の運行中は車内のライトが消えて、より夜景を楽しめるような工夫も。ケーブルカー、スロープカーは共に、4〜10月は10〜22時まで、11〜3月は10〜20時までの運行です。

怪しさ満点の“魔王城” 〜三菱マテリアル苅田工場(福岡県苅田町)〜

北九州市の中心地から車で25分ほど南下した苅田町(かんだまち)​​は、周防灘(すおうなだ)に面した埋立地に多くの工場が立ち並び、工場夜景好きの間では知る人ぞ知るスポット。ライトアップされた工場の中でも、通称「ラスボス」と呼ばれることもある「三菱マテリアル苅田工場」は、まさに魔王の住まう城のようなたたずまいです。

撮影スポットとして定番なのは、工場から車で5分弱、高台から全景を見られる「向山公園」。そして、もう一カ所、工場の対岸へも足を運んでみましょう。グリーンやレッド、パープルなど、照明が水面に映りこむミステリアスな工場夜景が出迎えてくれます。お気に入りのベストショットを探し出し、ぜひラスボスを〝攻略〟してみてください。

泊まるなら、大浴場付きでリラックスできるホテルへ

Tabist ホテルテトラ 北九州

「皿倉山」と「三菱マテリアル苅田工場」からの夜景を満喫したあとは、「Tabist ホテルテトラ 北九州」で宿泊を。「皿倉山」からは車で約25分、「三菱マテリアル苅田工場」からは車で約30分ほどです。大浴場付きなので、旅の疲れも癒せそうです。

海外でも大人気の不思議な湯けむり夜景 〜別府鉄輪温泉(大分県別府市)〜

「おんせん県」大分県の中でも、ナンバーワンの湧出量を誇るのが別府。全国に名を馳せる温泉郷には、20カ所以上もの外湯も点在しています。「別府八湯」といわれる複数の温泉地のうち、眺望が随一なのが「別府鉄輪(かんなわ)温泉」。温泉街の旅館群からもうもうと立ち上がる湯けむりは、「ここにしかない」絶景です。かなたには、別府湾や鶴見岳が借景となっています。

まるで街中から湯が湧いているかのような異世界感あふれる夜景を見られるのは、JR別府大学駅から車で約5分の「湯けむり展望台」とその周辺の高台。温泉街を遠巻きに見下ろすように高台が続いており、少し位置を変えるだけでアングルも変化し、様々な夜景を楽しめます。土・日曜、祝日の19〜21時の間には、湯けむりがカラフルにライトアップされます。

泊まるなら、温泉街の中にあるホテルへ

Tabist 日生や 別府鉄輪

「湯けむり展望台」から車で4分ほどの「Tabist 日生や 別府鉄輪」は、素泊まりプランのみのホテル。夜景を眺めた帰り道、外湯でひとっ風呂浴び、一杯飲んでからホテルに戻るのも良いでしょう。部屋タイプは1〜2名の和室と、ツインの洋室から選べます。

〝世界新三大夜景〟は360°の大パノラマ! 〜稲佐山展望台(長崎県長崎市)〜

港町が多い長崎県ですが、その代表が長崎市。坂道が大い港町はその分、俯瞰で拡がりのある眺望が楽しめます。稲佐山展望台から見渡す夜景は、複雑な海岸線が港や街並みの輝く光で彩られ、息をのむ美しさ。そんな稲佐山からの長崎市街の夜景は、「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港、モナコと並んで〝世界新三大夜景〟にも選ばれています。

展望台までは、JR長崎駅から車で5分ほどの山麓から、ロープウェイで約5分。車なら駅から約10分の中腹駐車場から、スロープカーで約8分でたどりつけます。ロープウェイもスロープカーも、通年夜22時まで運行。標高333mの稲佐山山頂に建つ展望台は、360°のパノラマが楽しめるため昼夜問わず人気。晴れた日の日中には、50km以上離れた五島列島まで見えるそうです。

泊まるなら、長期滞在もお得な佐世保のホテルへ

Tabist させぼパレスホテル

「稲佐山展望台」の夜景を堪能したあとは、佐世保市まで足を伸ばしてみるのもおすすめ。「Tabist させぼパレスホテル」は西九州自動車道の佐世保中央ICに近く、長崎県をあちこち見て回るのにぴったり。長崎県産食材にこだわったイタリアンレストラン「Foglia」も人気。

今回は、九州を代表する夜景スポットをご紹介しました。夜景の眺望ポイントは、いずれも街から近くにあります。夜景を楽しんだあとは、夜の街に繰り出すのも良いですね。九州の夜の魅力を、とことん堪能して下さい。

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